紙のコト 001
6月25日は大切な日でした。
そこで配られた席次表。
和紙のような質感で、指紋にひっかかる感じがなんとも人懐っこいんです。
インクが滲んだダリアの表情もしっとりと穏やかで、
和装がよく似合う友人にぴったりのペーパーアイテムだな〜としみじみ。
指先から、おもてなしの心が伝わってきました。
されど紙。
紙一つで、これだけ思いを馳せられるなんて。
和歌をこだわりの紙にしたため、
さらにお香を焚いて紙に香りを移して、
自分の人となりや思いを伝えた。
と高校時代、古典の先生が
キュンキュンしながら話してくれたことを思い出しました。
まだまだ紙文化の日本。
原点に戻って、指先の感覚を磨いていきたいなと思います。